新技術

 

▣ 概要

WOWFIL で研究開発し生産しているIRカット ( 断熱 ) フィルムは、化学的に安定した金属酸化物であって熱や光に対してその安全性を失わず、耐久性、耐化学性にすぐれ、極小サイズであるため可視光線領域の光を散乱させないナノ
(10 -9 m)サイズの超微粒ナノ粉末である ITO(Indium Tin Oxide) と ATO(Antimony Tin Oxide)とをベースにしており、有機系染料ではなく無機系金属酸化物などをフィルムに付与することで、鮮明且つ多様なカラーを取り揃えた優れた熱遮断フィルムです。

▣ 製造と作動原理

太陽光線の赤外線波長だけを選択して遮断する無機金属酸化物をナノ技術を用いてナノ粒子にし、透明フィルムに湿潤噴射、薄膜コーティングした後、UV発生装置を通過させて製造します。作動原理は、薄膜でコーティングされた部分に赤外線波長だけを選択遮断する金属酸化物であるナノ粒子を高密度で分布させ、これにより赤外線を遮断するようになります。
この時、可視光線は通過し、視覚的にはほぼ透明に見えます。

▣ 構造
▣ 参照資料
 
☞ 太陽エネルギーの波長別分析
 

 
 
☞ 光の分類と用途
 

 区分

細分類

波長範囲

用途

  X-Ray

 

0.001 ~ 100nm

  写真、武器

  紫外線

UV-A

 

  オゾン発生

UV-B

100 ~ 380nm

  硬化、殺菌

UV-C

 

  光化学反応

  可視光線

VIS

380 ~ 780nm

  照明

  赤外線

NIR

780 ~ 1500nm

  乾燥、暖房

MIR

1500 ~ 5600nm

  サウナ/分析

 

太陽から来る光のうち紫外線の特徴は、物質そのものを破壊したり、カーテンや カーペット、家具などを色褪せさせたり、DNAを刺激して皮膚癌を誘発したりします。一般的に紫外線を遮断すれば省エネになる、温度上昇を防げるなどと知られているが、実際にはX-Rayと同様に熱とは相関関係を持っていません。

実際に、熱さを感じる原理は、近赤外線が物体に接した時、その物質を構成する分子を振動させエネルギーを伝達することが熱として感じられるようになることです。自動車と建築に使われるガラスは結晶性を持たない物質であるため、このような近赤外線は遮断できずほとんど全てが通過するので、私たちが建物の窓辺または車内にいる時感じる光による熱はこの近赤外線によるものです。

よって、この紫外線と赤外線を效果的に遮断できるとしたら、私たちはより快適な生活環境を享受できるのであります。